草庵の「いおり」へようこそ

ここまでは良かったんやけど・・(^^;) 

ここまでは良かったんやけど・・(^^;) 


幻の十割蕎麦

年が明けてもう6日 街が動き始めた
国内外は差別・分断・抑圧のカオス状態がより混迷化してるけど  
オットォに限っては去年に比べたら穏やかな年明け  

それでも大晦日は去年のオットォを表すようなバタバタぶり(^^;) 

お昼に年越し蕎麦を食べるって  
前夜から昆布と鰹節を浸けてお出汁の準備 
最近ハマってる “焼きあご”の出汁と併せるんやて 

お酒に味醂に “返し醤油”・・「うん!うん!フムフム・・♪」つゆはできた 
続いて蕎麦打ちに 

助っ人の銅板

オットォ、2回目の “ふのり蕎麦”に挑戦 
“つなぎ”として銅鍋で “粉末ふのり”煮溶かして・・ 

”ふのり"は銅鍋で煮溶かしたら銅イオンの作用であの緑色になるそうやけど 
うちの銅鍋は錫メッキしてあるからお漬物用の銅板を一緒に 

海藻の香りは苦手なんでちょっと控えてな』オッカァから要望 

越後の “へぎ蕎麦”はきれいな薄緑色をしてるけど 
う~ん・・減らしたら色と“つなぎ”がどうなるかなぁ・・ 

“ふのり”を水で溶かしつつ加熱 

水の量はホンマにこれでエエんかいね 
なんか計算間違いしたような気が・・ 

うんうん・・だんだんと色が変わってきた ♪ 
焦げないようにして・・こんなもんか(^^) 

焦げないように だんだんと色が♪

もう11時になったわ 
ふのりは冷ましてあるからボチボチ蕎麦を打とうか・・ 

ここまでは良かったんやけどなぁ・・(^^;)
 

オットォ、何を血迷うたんか、「今日は “十割蕎麦”を打つ!」 

一回も打ったことないんやで! 
二八もマトモに打てへんのに何考えてんのやろ・・ 
 

今日の蕎麦粉は一番粉ではないけど “京風”と呼ばれてるような色白の粉 
“へぎ蕎麦”はともかく、ちょっとくらいは緑色になる・・ハズ 

粉をふるいにかけて、溶かしたふのりを少しづつ混ぜてそぼろ状に 
「ン?・・ちょっと固いかな・・」 

まとめから “菊練り”に続く手順なんやけど・・ 
「アカン!まとまらん!水が足らんわ」 

やっぱり水の計算が間違ってたみたい・・ 

水増したけど思うようには・・ 
「アカン! やめとこ!」 
オットォ、さっさと職場放棄(^^;)   

出石蕎麦の "挽きぐるみ”粉で二八蕎麦を打ち直し 
写真撮もその時点でや~めた(^^;)
 
鯉さんへの “お年玉”に(^^;)

“焼きあご”入りの蕎麦つゆはおいしかったし 
“ふのり”の煮溶かしもまずまずやったけどなぁ・・ 

やっぱりオットォの冒険主義は詰めが甘い(+_+)

こんなオットォやけど、今年もよろしくお願いいたします(^^)

そうそう! 
失敗・放棄した “十割蕎麦”は疎水の鴨さんと鯉さんへの “お年玉”にしたところ  
たいそう喜んでいただきました\(^o^)/ 
めでたし、めでたし!

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